2019-04-09 第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
二〇一四年に早期警戒機が配備された航空自衛隊那覇基地では、その後、二〇一六年に戦闘機部隊が二個飛行隊に増強をされました。年間約一万回だった自衛隊の着陸回数は一万二千回前後に増加しております。 こうしたもとで、昨年は、F15戦闘機が管制官の待機の指示にもかかわらず滑走路に進入し、E2Cのタイヤの損傷で滑走路が一時閉鎖されるなど、民間航空機の運航に支障を与えるトラブルが相次いでおります。
二〇一四年に早期警戒機が配備された航空自衛隊那覇基地では、その後、二〇一六年に戦闘機部隊が二個飛行隊に増強をされました。年間約一万回だった自衛隊の着陸回数は一万二千回前後に増加しております。 こうしたもとで、昨年は、F15戦闘機が管制官の待機の指示にもかかわらず滑走路に進入し、E2Cのタイヤの損傷で滑走路が一時閉鎖されるなど、民間航空機の運航に支障を与えるトラブルが相次いでおります。
あれだけの広いエリアに小さい部隊しか沖縄にはいないけれども、しかし、何かあったときには本土から次々に来援部隊が来る、戦闘機部隊も来る、輸送機も来る、そういうものを全部吸収するだけのスペースが普天間にはあるんです。 ところが、辺野古に行くと、前回、大臣もお答えいただいたように、戦闘機は運用しない。しかも滑走路も短くなる。運用できる航空兵力が少なくなるんです。
もともと普天間は戦闘機部隊もいたわけです、海軍のです。海兵隊の戦闘機部隊もいた。それがどんどんどんどん縮小されて、更に辺野古に移って縮小していく。しかし、日本を取り巻く環境はどんどん悪くなる。そして、政府は沖縄の地理的優位性ということを盛んにおっしゃるわけですけれども、この辺の整合性が本当にとれているかというのをぜひ来週やりたいと思います。
このように、F35AとF15能力向上機がそれぞれの強みを生かしまして能力を最大限発揮できるよう、引き続き戦闘機部隊の質的な能力向上に努めてまいります。
そこで、このSTOVL機を導入したとして、戦闘機部隊の体制というのはどうなるのか。要は、専ら艦上で運用される、そういう艦載機部隊を新設されるのか。それとも、陸上の航空基地に配備されるのか。さらには、こういう新しい装備であるSTOVL機を導入したとして、このSTOVL機を平素からどういう任務に従事させるのか。そういうことも含めて、防衛大臣に御答弁をいただきたいと思います。
航空優勢確保のためには、戦闘機部隊の運用回数を十分に確保することが必要であり、より多くの飛行場から対処を行えるといった柔軟な運用ができる体制を構築することが重要です。STOVL機は、先ほど申し上げたような能力を持っているわけでございます。
太平洋側の島嶼部における防空体制のあり方につきましては、現時点で何ら決まったものではありませんが、一般的に、防空体制の強化として、警戒監視能力、情報収集能力、戦闘機部隊の展開能力、航空救難部隊の展開能力といった観点について検討していく必要があると考えております。 いずれにしましても、年末に予定されている防衛大綱の見直しや次期中期防の策定に向けて、引き続き検討してまいります。
いずれにいたしましても、島嶼防衛における航空支援任務の実施も含めまして、将来の戦闘機部隊の在り方については、防衛大綱の見直し、あるいは次期中期防の策定に向けた検討の中においてしっかりと検討してまいりたいと考えております。
このように、自衛隊が実施する島嶼防衛の活動は、水陸両用戦機能を有する水陸機動団のみならず、陸自の航空部隊はもちろん、海自の護衛艦隊や空自の戦闘機部隊等との統合運用の下実施する構想となっており、必要に応じて統合任務部隊を編成するなどして対処することになります。
海空自衛隊においても、この防衛大綱に基づいて、例えば、海自の護衛艦の隻数は四十八隻体制から五十四隻体制に、空自の戦闘機部隊も十二個飛行隊から十三個飛行隊にそれぞれ増強させるなど、着実に防衛力の強化を行っております。
最後に、航空自衛隊那覇基地において、航空自衛隊南西航空方面隊から、那覇基地及び南西航空方面隊の概要、那覇基地における戦闘機部隊の二個飛行隊化、昨年七月の南西航空混成団から南西航空方面隊への改編など体制強化の取組、南西航空方面隊の防衛地域と防空識別圏、増加傾向にある緊急発進の現状、南西地域の地理的特性と中国軍の活動状況等について説明を聴取しました。
また、万が一島嶼が占領された場合には、戦闘機部隊などを用いて航空優勢を確保するとともに、護衛艦隊部隊などを用いて海上優勢を確保することが重要です。 その上で、対地攻撃により相手国部隊を制圧するとともに、島嶼への上陸、奪還を主な任務とする水陸機動団、これはことしの三月に新編される予定でありますが、これなどを陸上自衛隊のヘリ部隊や海上自衛隊の輸送艦隊部隊等により上陸させることを想定しております。
共同訓練については、例えば、昨年、英空軍戦闘機タイフーンが訪日して航空自衛隊戦闘機部隊との共同訓練を実施いたしましたが、そのほかにも多くの多国間共同訓練にともに参加しており、着実に実績を積み重ねているところでございます。
○赤嶺委員 今の答弁にもありましたように、昨年の一月には那覇基地の戦闘機部隊が二個飛行隊化され、第九航空団が新編をされました。先島諸島への自衛隊配備とあわせて、沖縄における自衛隊の体制が非常に強化されてきています。
○稲田国務大臣 共同訓練については、日英二国間のものとしては、昨年、イギリス空軍戦闘機タイフーンが訪日して、航空自衛隊戦闘機部隊との共同訓練を実施しましたが、その他にも多くの多国間共同訓練にともに参加しており、その数は、平成十八年以降だけでも約三十回に上るところです。(青柳委員「二国間で結構です。カナダ、フランス、ニュージーランドを教えてください」と呼ぶ)
こういうことに対応して、防衛省では、航空優勢の確実な維持、これに向けた防衛力の強化を行っており、昨年の一月には、那覇基地における戦闘機部隊の部隊数を一個から二個にまずふやすとともに、F15の機数を約二十機から約四十機にふやし、第九航空団を新編したところでございます。
これまでも、例えば昨年八月から十月にかけて、豪州のダーウィン周辺海域での豪海軍主催多国間共同訓練に海上自衛隊の護衛艦、哨戒機を参加させ対水上戦訓練等を実施し、また、十月から十一月にかけて、英空軍戦闘機タイフーンが訪日して航空自衛隊戦闘機部隊との共同訓練を実施するなど、着実に共同訓練の実績を積み重ねているところです。 最後に、陸上総隊の新設についてお尋ねがありました。
沖縄の自衛隊の任務は、今も、那覇基地の戦闘機部隊による対領空侵犯措置や、与座岳、宮古島、久米島、沖永良部島を含めてのレーダーサイトの運用など、当時と同じ任務を担っているんですね、アメリカが持っていたときの任務と。もともと米軍が担っていた任務の中の一部を今も自衛隊が担っている、そういうことになりますね。いかがですか。
また、万一島嶼が占拠された場合には、戦闘機部隊、E2Cなどの警戒管制部隊などを用いて航空優勢を確保するとともに、護衛艦部隊、潜水艦部隊などを用いて海上優勢を確保することが重要です。 その上で、戦闘機部隊や護衛艦部隊による対地攻撃により相手国部隊を制圧するとともに、島嶼への上陸、奪還を主な任務とする水陸機動団などを陸自のヘリ部隊や海自の輸送艦部隊等により上陸させることを想定しております。
それから、防空対応の方ですが、領空侵犯のおそれのある航空機、これをレーダーサイトが探知をした場合には、それを速やかに伝達して、戦闘機部隊が緊急発進をする。また、不審な艦船を発見した場合には護衛艦等が現場に向かうということで、各種レーダーに得られた情報は速やかに自衛隊内で伝達され、適切に、迅速に活用されているということでございます。
防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画に基づき、本年一月には、那覇基地における戦闘機部隊を二個飛行隊に増勢し、第九航空団の新編を行いました。また、我が国最西端の与那国島に沿岸監視部隊を新編するため、今月、与那国駐屯地を新設いたします。
防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画に基づき、本年一月には、那覇基地における戦闘機部隊を二個飛行隊に増勢し、第九航空団の新編を行いました。また、我が国最西端の与那国島に沿岸監視部隊を新編するため、本年三月に与那国駐屯地を新設いたします。
これに従いまして、具体的に、防衛省といたしましては、水陸機動団、これはまだ仮称でございますけれども、こういったもの及び南西地域への陸上自衛隊の警備部隊等の新編、V22オスプレイあるいは水陸両用車の導入、海上自衛隊の護衛艦の五十四隻体制への増勢、潜水艦の二十二隻体制への増勢、那覇基地の戦闘機部隊の二個飛行隊化に伴う第九航空団の新編、F35戦闘機の着実な整備などの取組を今後行っていくということとしております
また、本法案は、航空自衛隊那覇基地のF15戦闘機部隊を二個飛行隊化し、第九航空団を新設するとしていますが、こうした軍事対応の強化は、日中関係の緊張を高めるものであり、容認できません。日中双方がこうした軍事対応の強化を厳に戒め、冷静な話合いによる問題解決の立場に徹するべきであります。